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2024/04/06
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
前歯に入れた差し歯がこのように黄色く変色してきたので白くされたいというご相談があります。
最初は白かったのにだんだん変色してきて人前に出る時気になるとおっしゃられる方は多いです。
明らかに前歯2本だけが変色しています。変色の原因はこの差し歯の材質にあります。保険が効く白い差し歯というのがありますがこの素材は「プラスチック」なんですね。
プラスチックですのでコーヒーや紅茶ケチャップなどの水分も吸収しやすくこのように変色が起こります。
この患者さんは、プラスチックの変色した前歯をセラミックにやりかえ、このように自然な歯をを取り戻しました。
保険が効く白い歯というものでハイブリッドセラミックスと言われるものがあります。
ハイブリッドセラミックスというのは、「セラミックス」という名前が入っているのでセラミックのような白い綺麗な歯の材料なんだろう・・・と思われる方は実際に多いのですが実はセラミックスとは全く違います。
セラミックとは陶器のことです。陶器とはみなさんが日常使われているお茶碗やお皿などと同じ材質ですね。
お皿の上にトマトソースを乗っけても洗えば色が落ちますよね?
しかしプラスチックのお皿だとどうでしょう?プラスチックのお皿はだんだん着色が染み込んでいきついには色が取れなくなりますよね?
歯の材質も同じです。
ハイブリッドセラミックスはいわゆるレジンというプラスチックのことになります。レジンとは、プラスチック素材でできた歯の修復物のことです。
ハイブリッドセラミックというのはいわばプラスチックのことなんですね。内容物はレジン(プラスチック)とセラミックスの材料がちょっとだけ混ざっているもの、です。混ざっているので、ハイブリッドセラミックスという名前がついています。患者さんからすると、ちょっとややこしいですよね。
歯茎が黒い、歯や歯茎が黒ずんできた、セラミックの詰め物と歯茎の境目が黒くなってきた、歯茎の一部が黒くなってきた、治療した前歯の境目の歯茎が黒くなってきた
このようなご相談で吉本歯科医院にお越し下さる、メール相談を頂く方もとても多いです。どうぞ、お口の中に差し歯や被せ物を入れる前にその材質がどういったものなのか?将来どんな風になっていくのかを先に知っておいていただきたいと思います。
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